ハンブルグ国際音楽春季総合講習会が 2026年3月に開催されます。
この講習会は、ハンブルグで長く続く老舗講習会。教授陣は、ドイツ国立音楽大学教授を中心とする高い専門知識を持った、現役の一流音楽家専門家で構成しています。
個人レッスンの他に、共通セミナーとして
・スタインウエイ・ピアノ工場見学会
・ブラームス博物館見学
・ハンブルク国立オペラ劇場にてオペラ鑑賞
・特別講義「ドイツ(ハンブルグ)の文化と生活と音楽、ドイツ留学関連情報」
・ハンブルク市内 毎晩各所で開催中の演奏会を訪問可能。
・受講生全員参加による、ドイツ人聴衆前での 修了演奏会 と 修了証書授与
豊富な内容の講習会です。将来のドイツ留学の下見を兼ねての参加にも好適。
主催:アレグロ・ミュージック・プラン 後援:ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)
■ 開講期間:2026年3月10日(火)~ 3月15日(日)・6日間
●宿泊は、9日から16日朝までの7泊
■ 講習会場:A.シュ二トケ・アカデミー・インターナショナル(音楽大学)
■ 開講科目:ピアノ(ソロ、伴奏法)、声楽(発声、オペラ、歌曲、コレペティ)、ヴァイオリン、ホルン、フルート、クラリネット、トランペット、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ファゴット、アコーディオン、トロンボーン、オルガン他、多種類の楽器。
■ 担当指導教授 :ドイツ国立音楽大学教授及びヨーロッパ一流の演奏家
●レッスン講師の采配は講習会事務局が行います。受講生がレッスン講師を指定することはできません。
■ ピアノ(ソロ&ピアノ伴奏法&デュオ)
Prof. Dr. Gabriel Cervone / ガブリエル・チェルヴォーネ
ハンブルグ国立音楽大学ピアノ教授で長年教鞭をとる。ヨーロッパ諸国での数々の演奏の傍ら、音楽学者としての研究多数(シューベルト初期ソナタの研究等。ソニー、ドイチェグラムフォン、デッカ等大レコード会社専属クラシック部門研究顧問、各会社の音楽関係執筆多数。深い知識に支えられた丁寧な指導力には、定評がある。
Prof. Andreas Stier / アンドレアス・スティアー
ハンブルグ国立音楽大学ピアノ教授。ハンブルグ大学にて中国学とハンブルグ国立音楽大学ピアノ科卒業。31歳で母校音楽教授就任。ピアニストとして、ソロ、室内楽共に世界中、特にアジアで多数の演奏活動。豊かな文化経験による音楽教育は、名教師として特筆されるものがある。
Elke Gravert / エルケ・グラヴェルト
ハンブルグ国立音楽大学で学ぶ。ドイツ国 費留学DAAD奨学金で、名門ギルドホール音楽大学(ロンドン)留学。数々の巨匠(ステファンスカ、デートレフ・クラウス、ハンゼン等)の元で研鑽を積む。学生時代に既にリューベック国立音楽大学ピアノ講師、その後同大学にて33年間教鞭をとる。優秀なピアノ教師。
Elena Sukmanova / エレーナ・スクマノヴァ
ロシア人。ザンクト・ぺテルブルグ国立音楽院にて、ピアノソロ、室内楽、伴奏を学び大学院修了。ザンクト・ぺテルブルグ管弦楽団のソリスト他数々の演奏活動。ブラームス国際音楽コンクール入賞。全ドイツ音楽コンクール等の公式ピアニスト。ブラームス・コンセルヴァトリウム講師。卓越レヴェルのピアニストでピアノ教師。
■ 声 楽(発声法、リート、オペラ、コレペティ)
Prof. Renate Behle / レナーテ・ベーレ
世界のプリマドンナ。元ハンブルグ国立音楽大学主任教授。スカラ座等主要大歌劇場及び、ザルツブルグ 音楽祭等主要音楽祭に出演多数。その卓越した歌唱は、オペラならず、歌曲でも実力を発揮。すぐれた歌手を育て、各歌劇場へ送りだしている名教師。
Mark Bruce / マーク・ブルース
ニューヨーク出身。アメリカトップのエール大学ドイツ哲学科卒、ハンブルグ・コンセルヴァトリウム声楽学部長、ハンブルグ国立オペラ・バス歌手を長く務める。ヴァラエティーのある様々なアドヴァイス、深い教養と舞台経験に裏打ちされた 多彩でユニークな指導法に定評がある。
Dorothea Stamova / ドロテア・スタモヴァ
元リューベック国立歌劇場専属アルト歌手。ブルガリアに生まれる。当地で国立音楽院卒業。
ドイツのオペラ劇場で活躍。同時に宗教曲のスペシャリストとして、数々の大教会でソリストを務める。後進の養成に尽力し、数々の生徒をコンクール入賞させ、教師としても力を発揮する。
Yukako Margaritoff / マルガリトフ由加子
コントラアルト歌手。イタリア国立ボローニャ音楽大学大学院修了、ソフィア国立歌劇場、ラジオ、テレビ多数出演。世界的な「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン国際音楽祭」ソロはじめ、欧米で実力派歌手として活躍。愛知県立芸術大学、ハンブルグコンセルヴァトリウム客員教授歴任。 わかりやすい声楽レッスンは高評。
■ フルート
Prof. JurgenFranz / ユルゲン・フランツ
ハンブルグ国立音楽大学教授、「フルートの神様」の異名の世界的奏者。現在ドイツトップのエルプフィルハーモニーの首席奏者。スカラ座管弦楽団&リッカルド・ムーティ、ベルリンフィル&クラウディオ・アッバード等数々の最高峰の指揮者と共演。各国でのマスタークラス、ソロ、室内楽等。フルート教師、巨匠として高名。
Waldo Ceunen / ヴァルド・ケーネン
ベルギー人。ハンブルク・コンセルヴァトリウム主任教授。現在リューベックフィルハーモニーの首席フルート奏者。ドイツのトップオーケストラ、エルプフィルハーモニー管弦楽団やアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ブリュッセルのラモネ交響楽団にも出演。優れたフルート教師として知られている。
Jocelyne Fillion-Kelch / ジョスリーン・フィリオン・ケルヒ
カナダ人。名門マギル音楽大学卒業後、渡欧。ジュネーブ音楽院他で研鑽を積む。スイスのベルン交響楽団経て、現在ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者。数々の大指揮者と共演。多忙な演奏の傍ら、熱心な後進の指導は好評。ピッコロ、アルト・バスフルート等様々な種類の楽器をこなし、教えている。
Giorgi Khutsishvili-Held / ジョルジ・クティシュヴィリ・ヘルド
ロシア人。ハンブルグで、名フルート奏者アンゲリカ・シュミットの元で研鑽を積み、ドイツ国家演奏家資格取得。ドイツ中心に種々の演奏活動。現在、シュニトケ音楽大学他で教鞭をとる。
■ クラリネット
Walter Hermann / ヴァルター・ヘルマン
ドイツ人名クラリネット奏者。ドイツのトップオーケストラ、エルプフィルハーモニー首席クラリネット奏者を長年務める。世界の著名指揮者と 共に世界中演奏会出演。忍耐のあるクラリネット教師としても高評。
Vitaliy Zolotonosov / ヴィタリ―・ツォロトノソフ
ロシア人。ブラ―ムス・コンセルヴァトリウムクラリネット学科主任。フィルハーモニー交響楽団の首席クラリネット奏者を14年間勤める。オーケストラの他に有名なブラスアンサンブルを結成して、ヨーロッパ各地で活動。暖かい熱心な指導は、多数のすばらしいクラリネット奏者を育ててきた。
Fedor Erfurt / フェドール・エアフルト
ハンブルグ国立音楽大学とブレーメン国立音楽大学にて 研鑽を積む。数々の国際コンクール(ソロと室内楽)入賞。毎シーズン、著名ホールに出演。彼の率いる Saiten Wind Trio の演奏会は、常時超満員の人気。演奏と後進の指導両方に精力的に活動している。
Alexander Vakarschuk / アレキサンダー・ヴァカルチュク
ロシア人。故郷の音楽大学卒業後、オーケストラ奏者を経て、ドイツに移住。ブラームス音楽院クラリネット学科卒業、ドイツ国家演奏家証取得。ハンブルグを本拠に国際的に演奏活動。広い視野にたった親切なレッスンには定評がある。
■ オーボエ
Thomas Rohde / トーマス・ローデ
ドイツ人オーボエ奏者、名教師。現在ハンブルク州立歌劇場管弦楽団首席オーボエ奏者。ハンブルク・コンセルヴァトリウム教授。バイエルン国立劇場、ベルリンオペラ、ミュンヘンシンフォニカ、その他各放送局等、世界的指揮者達、メーター、マゼール、レヴァイン他と共演。世界中でマスターコース、後進の指導にも力を注ぐ。
Volker Kraus / フォルカー・クラウス
ドイツ人オーボエ奏者。ケルン、リューベック、ベルリンで学ぶ。多数のオーケストラ(ベルリン・ドイツ交響楽団、デンマーク国立放送オーケストラ等)と共演。室内楽にも活躍。演奏のみならず、教育者としても優秀で、ハンブルク・コンセルヴァトリウム教授。その豊かな経験を生かし、すばらしいオーボエ奏者を輩出している。
Birgit Busch / ビルギット・ブーシュ
ドイツ人。ドイツ国立ハンブルグ音楽大学卒業。1978年以来、様々なオーケストラや室内楽アンサンブル、多数のコンサート活動を国内外でしてきた。後進の指導にあたる傍ら、歴史的な楽器としてのオーボエの研究(その伝統と演奏)をライフワークとしている。ハンブルグ・オーボエ協会会員。
■ トランペット
Prof. Eckhard Schmidt / エックハルト・シュミット
元ベルリンフィルメンバー。現在ハンブルグ国立音楽大学教授、及びハンブルグ国立歌劇場管弦楽団メンバー。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学卒業。ヨーロッパ各地のオーケストラで、世界的著名な指揮者と多数の共演を重ねてきた。著名なシュトゥットガルトバッハアカデミーで長年指導。豊かな経験で名演奏家を輩出。
■ ホルン
Prof. Ab Koster / アプ・コスター
オランダ人。世界最高峰のホルンの巨匠。ドイツ国立ハンブルグ音楽大学及びオランダ王立ハーグ音楽大学ホルン主任教授として長年教鞭をとる。ドイツのトップオーケストラ、エルプフィルハーモニーの首席奏者を長年務める。ソロ奏者、室内楽奏者として、マスターコース等世界中から多くの招聘があり精力的に活動。
César Cabañero Martínez / セサル・カバニェロ・マルティネス
グラナダ国立音楽院で演奏、ラ・リオハ大学で音楽学両学位取得。ハンブルク国立音楽大学大学院修了。ニューヨーク・フィルや エルプフィルハーモニー等、数多くの名オーケストラで演奏。自然ホルン奏者として、バロックワーク・ハンブルク他とコラボレーションし、ホルンの新しい可能性を追求。親切で丁寧な指導で好評。
■ バイオリン
Markus Menke / マルクス・メンケ
ドイツ人バイオリン奏者。ケルン国立音楽大学及び大学院修了。ヘッセン州立劇場、ミュンヘン・ゲルトナープラッツ国立歌劇場、オランダ交響楽団他、ヨーロッパの各オーケストラに勤務。2001年より、リューネブルク交響楽団のコンサートマスター。世界中で室内楽、ソリストとして各種演奏会、音楽祭に活躍。優秀な教師で、その穏やかで忍耐力のある丁寧な指導は定評あり。
■ チェロ
Yuri Christiansen / ユリ・クリスティアンセン
世界的な「ザイラーカルテット」のメンバー。ハンブルク国立音楽大学大学院修了。数々の世界的な国際コンクール(カサドやチャイコフスキー他)で入賞。ドイツのトップオーケストラ エルプフィルの首席チェロ奏者として長年活躍。世界中の主要な舞台で著名な指揮者と多数共演、多数の録音。親切で大変優れた教師で有名。
Eduard Mnatsakanov / エドゥアルド・ムナツカノフ
ロシア人。ミンスクの国立音楽アカデミー卒業。ドイツに移住後は、数々のドイツの著名なオーケストラと共演。2001年からハンブルク・ブラームス・コンセルヴァトリウムの教授として、40名以上の学生が彼の元でドイツ国家演奏家学位取得。熟練の教師。
■ トロンボーン
Christopher Schweizer / クリストファー・シュヴァイツアー
スイス人。ベルンの国立音楽大学卒業後、ニューヨークの名門マネス音楽院留学。クラシックの他にジャズも学び両方の分野で一流。トロンボーンのInprovisation等が得意。現在ドイツ国立ライプチヒ音楽大学とハンブルク国立音楽大学で教鞭をとる。多彩な才能を持つアーティストで、熱心で親切な指導の優れた教師でもある。
注)各学科、上記以外にも他に講師がおります。稀に、都合で講師の変更やレッスンの時間配分が変更になる可能性がございますので、ご了承下さい。
■ 特別学科(オルガン専攻):
ヨーロッパの総合音楽講習会でも稀なオルガン学科。オルガン学習者、専攻者の為のセミナー。プロ、アマ問いません。 北ドイツの名オルガニスト ヨアヒム・フォーゲルゼンガ―先生のレッスン(レッスン3回、合計4時間レッスン)。
ハンブルク(北ドイツ)はオルガン音楽の中心地。ハンブルクの名教会の一流オルガン演奏会を聴く体験もします。名門カテリーネン教会にて教会専属オルガニスト専門家による日本語レクチャー(オルガン見学含む)付。
オルガン音楽の宝庫ハンブルクは、世界遺産オルガン、コンサートも活発に開催中。「本場の教会とオルガン音楽」一生の想い出になります。
Joachim Vogelsänger / ヨアヒム・フォーゲルゼンガ―
ドイツ人名オルガニスト。ケルンで教会音楽とチェンバロ、デトモルトで指揮、ウィーンでオルガンを学んだ。デュッセルドルフのクロイツ教会とヨハネス教会のカントール、2002年からはリューネブルクの聖ヨハネス教会のカントール及び当地の全教会の音楽ダイレクターを務める。 聖ヨハニス教会の、450年以上の歴史を持つオルガン(歴史的名器)で録音のCD 「若き日のバッハとその手本」は、バッハが聖ヨハニス教会のオルガン見学の際、当時のオルガニストであったG・ベームから重要なインスピレーションを受けたことに因んだCD。氏の圧倒的な表現は、他の追随を許さない。また、後進への温かい指導は、多数の優れたオルガニストを育ててきた。
■ 講習会内容
日本語通訳付き個人レッスン4回(各60分)、合計4時間。(基本的には毎回異なる講師にレッスン受講。)
他に、共通セミナーとして、スタインウエイ・ピアノ工場見学会、ブラームス博物館見学、ハンブルグ国立オペラ劇場(ドイツの最高峰オペラ劇場)での観劇、特別講義「ドイツ(ハンブルク)紹介、ドイツ留学関連情報等」。演奏会シーズンたけなわ、毎晩開催の各種演奏会訪問可能。
世界遺産の二古都、リューベック又はブレーメンの観光。(オプショナル)
締めくくりは、ドイツ人聴衆前での受講生全員参加の修了演奏会と修了証書授与。
※受講生レポート(参考編)
■ 講習会同時企画ロンドン・リサイタル
講習会受講者への別の機会として、ロンドン(英国)にてソロリサイタル(演奏会シリーズ出演)の機会もご提供しております。現地でのプロの日本人アテンド(通訳世話人)付き。詳細はこのページをご参照下さい。
■ 修了証・修了演奏会
修了演奏会は、受講生全員参加。ハンブルグの名ホールにて、ドイツ人聴衆の前で一般公開の形で開催されます。額縁入り修了証書授与。
■ 講習会の指針
講習会を通して、ヨーロッパの空気の中、本場の音楽の勉強に触れ、見聞を広めてください。各々の音楽研修を満足のいくものにしていただけるよう、講師は丁寧にご指導します。事務局、通訳日本人スタッフも親切で、いきとどいたお世話を日本語でさせていただきます。各種共通セミナーに加え、日本語通訳付き個人レッスンが合計4回(各60分)付きます。「音楽の国・ドイツ」での、研修と滞在をお楽しみ下さい。当講習会は一人一人が充実するよう、配慮のあるものを目指しております。
■ 講習会日程の展望
3月10日(火) 講習会初日ガイダンス
共通セミナー;講義「ドイツ(ハンブルク)の紹介、ドイツ留学関連現地ライヴ情報等」
3月11日(水) リューベック或いはブレーメンの観光(オプショナル)
3月12日(木) 共通セミナー;「スタインウエイ・ピアノ工場 見学会」
3月13日(金) 共通セミナー ハンブルグ国立オペラ劇場にて オペラ「 スペードの女王(チャイコフスキー)」鑑賞
3月14日(土) 共通セミナー ;「ブラームス博物館見学」
3月15日(日) 受講生修了演奏会(ドイツ人聴衆前で公開演奏会)、修了証書授与。
(都合により上記スケジュール実施日程と 内容が若干変更起こる場合があります。御了承下さい。)
■ 旅行条件&講習会スタートまで
1. ハンブルグでの宿舎は、基本的には、日本人が大家のお屋敷(ブラームス時代築)にホームステイ形式。ここでは、日本人オーナーの親切なアドバイスや温かいお世話があり、非常に安心です。
或いはホテル(普通クラスの2-3名部屋、クイーンズルームのドミトリー形式お部屋)等。宿舎と部屋は講習会事務局の采配にて振り分けられます。
2. 宿舎のお部屋は、相部屋になっております。一部屋に2-3名ずつ、或いはクイーンズルームに4名等になります。
講習会指定の受講生用宿舎でない宿舎(他のホテル等)に宿泊ご希望の場合は、自己手配で、全額自己負担となります。
3. 講習会受講料金に含まれる宿泊代は、3月9日(月)夜から3月16日(月)朝までの宿泊7泊分です。講習会期間前後の、受講生用宿舎延長宿泊は、個別に応談致します。
4. 共通セミナー「スタインウエイ・ピアノ工場見学」と「特別講義セミナー」と「ブラームス博物館見学」は、講習会受講料金に含まれます。「ハンブルグ国立歌劇場オペラ鑑賞」は、オプショナルになります。チケット購入方法をご案内、各自が購入(チケット代自己負担)、観劇します。
他にも3月の大都市ハンブルクはコンサートシーズンたけなわで、毎晩各所で様々な演奏会(世界一の音響・最新のエルプフィルハーモニー、伝統と歴史のライツハレホール、人気のミュージカル「ライオンキング」、名教会の演奏会等)多数開催中。それらの情報とチケット購入方法をご案内しますので、各自でチケットをとって(チケット代自己負担)ご自由にご鑑賞下さい。
5. レッスン講師の采配は、講習会事務局になります。受講生がご自分の希望を通すことはできません。レッスンがどの講師になるか、そのレッスン時間の采配もすべて講習会事務局の采配になります。
基本的には、60分レッスン4回ですが、講師(専攻の種類)によっては、60-90分で1レッスンもあります。要は、合計のレッスン時間が4時間ということです。
6. 個人レッスンはすべて日本人通訳付きです。
7. 個人レッスンは、基本的に毎回、異なる講師にレッスン受講。
ピアノは4名、声楽は3-4名の講師に受講。管弦楽器他は、合計1-複数名の講師に受講となります。例外もございます。
8. ピアノソロとピアノ4手の連弾以外の専攻者は、受講費に加え205ユーロ(約35000円)の追加料金がかかります。オルガン受講生は、受講費に加え263ユーロ(約45000円)の追加料金がかかります。(追加料金は、受講料と一緒にお振込みいただきます。)
9. 日本出発までに宿舎、レッスンと講習会全体日程表他、講習会受講に必要な情報(地図類;宿舎から講習会場までの行き方説明、会場周辺等)メイル配信。
参考資料として、ハンブルクの観光情報(音楽中心)やブレーメンやリューベックの観光情報等も、メイルで配信されます。それを各受講生が予習、自分で観光します。
10. 3月10日(火)講習会初日の「講習会初日ガイダンス」には必ずご出席ください。
11. ハンブルグ現地の気候、状況、服装、注意事項等は、受講生が日本を出発するまでに、メイルで各受講生へ連絡されます。
12. 航空券と飛行機:ご希望の場合には、受講生同士が同じ飛行機で一緒に行くことができるようサポートあり。(ただし、お互いの条件が合う場合のみ。)
受講生が多くお世話になっている、親切で信頼できる旅行社(航空券や海外旅行保険)もご紹介しております。航空券ご購入前に、事務局にご相談下さい。
13. 講習会会場の音楽大学のピアノ練習室 は、午前8時―午後9時まで、無料で自由に使い放題です。
14. 修了演奏会での修了証書授与式をもって、講習会の終了となり、現地解散となります。
15. 当講習会は、基本的に日本から各自、自力でハンブルグまで来ていただくシステムです。(現地集合、現地解散)
したがって、飛行機の往復の事故、遅滞等の責任は個人の責任範囲になります。
16. 日本から搭乗の航空会社の都合、航空運行スケジュールの変更、戦争、地政学上の理由(台風他)等で、現地ハンブルクに到着が遅れて、予定していたレッスンや行事に参加できなかった場合、その他、個人的ないかなる理由でも、そのレッスンの振替、受講料の返金はございません。
17. 講習会会場以外での問題は、すべて個人の責任範疇になります。
18. 海外旅行保険加入は受講生の必須になります。講習会中の傷病や事故に関しては、各自が掛けている海外旅行保険と個人の責任範疇になります。
19. 「海外旅行保険」を必ず出発前にかけてきてください。こちらドイツの医療は個人支払いだと、大変高額になります。或いは、何かトラブル起こった際、日本では考えられないような多額の損害賠償請求にあう場合もあります。
すべての内容をパッケージにした保険がお勧めです。その保険内容も、ケアが行き届いた保険をお勧めします。
傷病、事故等の際、現地での付き添いや通訳の手配を保険会社(現地駐在の日本人社員)がしてくれて、料金負担のある内容の保険が好ましいです。
保険がカバーしない場合は、かかる高額の料金は、すべて個人負担になります。
海外旅行保険は、航空券購入された店や海外旅行代理店にてご相談下さい。
20. 「航空券及び旅行キャンセル関連保険」もかけられる事をお勧めします。これは、海外旅行保険内の特約でかけることができます。
ご自分がコロナ感染他の理由で海外旅行ができなくなった場合の購入済み航空券の返金・出発後の旅行中断の際の補償等に関する保険を掛けておく事をお勧めします。
21. レッスン受講曲と修了演奏会の演奏曲提出締め切りは、2026年1月16日(金)厳守。
それ以降の曲の変更はできません。
22. 「ハンブルグ市内乗り放題電車、バス定期券」は、購入方法をご案内して、各自が購入(定期券代は自己負担)します。
23. ハンブルグ空港到着時のお迎えはありません。空港タクシー乗り場から各自、宿舎へタクシーで行きます。(タクシー代は自己負担)
24. 帰りのタクシーに関して:宿舎から空港、或いは駅までの契約ハイヤー(タクシー)の手配は可能。タクシー代実費プラス手配料10ユーロがかかります。
迎車時間の変更(キャンセルも含める)は一回につき10ユーロ、当日キャンセルは、タクシー料金全額がかかります。帰りのタクシー予約手配お申し込みは、2026年2月末まで。
25. ブレーメン観光とリューベック観光はオプショナル。交通費等、掛かる費用は自己負担、ご自分で訪問・観光する形となります。音楽に縁の場所ガイドや各都市お勧めレストランやカフェの情報をご提供致します。
26. 受講生の同伴者は、受講生用宿舎への宿泊は不可。ご自身でホテルをお取りください。
同伴する受講生の個人レッスンのみ聴講可能。他の受講生のレッスン及び講習会共通セミナー(スタインウエイ・ピアノ工場見学とブラームス博物館と特別講義)の見学・聴講は不可。
修了演奏会の来場鑑賞は可能です。
27. 事務局と受講生他との間で見解や解釈等で相違がある場合は、講習会事務局の判断が最終となります。ご了承下さい。
28. オルガン受講生は、レッスン時以外の自分の練習用オルガンの提供はありません。
講習会会場のピアノ練習室の使用は可能。オルガン受講生は、修了演奏会の出演はありません。(その代わり、オルガン演奏会鑑賞やオルガンレクチャー等が付いています。)
他専攻の受講生の講習会共通セミナー(初日ガイダンスと特別講義、ブラームス博物館見学、スタインウエイ・ピアノ工場見学会)に関しましては、一緒に受講です。
29. 準拠法はドイツ法、裁判所管轄はハンブルク市、該当裁判所とする。
30. 未成年者、学生(無収入の方)の参加者は、保護者/親権者の同意書提出必須となります。
この提出がない場合は、講習会へご参加いただけません。
■ 新型コロナウィルス対策
当講習会におきましては、レッスン時には指導者(および通訳者)と受講生間に適切な距離をとり、聴講生の人数制限やレッスン室やピアノ練習室の換気等、感染拡大防止に万全の体制で致します。宿舎は、コロナ対策を実施している所を手配しております。
■ドイツ留学情報セミナー
当講習会を受講し、まずはヨーロッパの本場の音楽の勉強に触れ、見聞を広めてください。また当共通セミナーではドイツ留学に関する現地ライブ情報を多数提供、具体的に詳しいお話を致します。どのような音楽大学があるのか、各音大の入試の詳細とレヴェル、入試準備曲詳細、留学生活の手引き等。関連講義「ドイツ(ハンブルク)のお話、音楽、文化、生活等、演奏の理解の為の四―ロッパのお話等」は、写真をご覧になりながら、聴講いただきます。
当講習会受講者は、過去に多数、激戦のドイツ国立音楽大学入試に合格、本格的な留学をされております。国立、私立音楽大学現地のライヴ情報をご提供致します。
■ 服装について
共通セミナー及び個人レッスン受講の際は、カジュアル或いは動きやすい服装が好ましい。ジーンズも全くOK。演奏会やオペラ鑑賞の際の服装もこれでOK。北ドイツ人達は、演奏会の装いはカジュアルです。
必要なもの;折りたたみ傘(ハンブルグは雨が多い)、上着(ジャケット、ジャンパー等。)とズボン、靴下類(空気が乾燥し、足元が冷える)、靴は日常履きなれたスポーツシューズ、スニーカー等が好ましい。ヨーロッパの石畳の道には、高ヒールの華奢な靴は、全くお勧めできません。
修了演奏会では、皆様華やかなロングドレスやパンタロン等を着用されます。
■ 受講希望者からの質問と回答例、諸事項
Q1 個人レッスンは、全日程で何回あるのでしょうか?
A 個人レッスンは、全日程で合計4時間(原則、レッスンが4回、各1時間)。
Q2 レッスン受講曲目の指定はあるのですか?
A ありません。好きな曲で受講できます。同じ曲を異なった先生にみてもらう受講生もいます。
レッスン受講曲と修了演奏会演奏曲の提出締切は1月16日(金)厳守。一旦提出した曲の変更は不可。
Q3 外国語が全くできないのですが、レッスンを受ける事はできますか?
A レッスンはすべて日本語通訳付き、外国語が全くできなくても大丈夫です。ドイツ語の大変上手な日本人通訳がレッスン中ずっと付きます。先生に対する質問も通訳を通してすぐにできます。その通訳代も講習受講料に含まれています。
Q4 ハンブルグ空港到着後、宿舎へはどのように行きますか?
A 空港の前に公共タクシーがとまっています。それに乗り、宿舎に到着します。(タクシー代は自己負担)各々が到着後、空港で他の受講生を待つ事なしに、各々すぐに宿舎へ行きます。宿舎の住所等は、出発前に配信情報に記載。
Q5 外国が初めてなのですが、自分で行動できるでしょうか?
A 受講生には、「講習会を受けるための情報」が配信されます。そこには、日程、地図、宿舎、講習会会場、主要観光地、ハンブルグの音楽情報、ドイツの生活、各種レストランガイド、多岐にわたって詳細に記載。初めての方でも全く問題なく、スマフォでGoogle Mapを駆使して、スムーズに行動されております。日本人現地スタッフのフォローもあります。日本出発時に、各空港で海外使用のレンタルWi-Fiを借りておられるようです。
Q6 講習会側の担当責任範囲はどこからどこまでですか?
A 講習会初日ガイダンス開始から、最終日の修了証書授与時までです。講習会前後、或いは、講習会会場外での責任範囲は、講習会側にございません。個人責任で行動していただきます。
Q7 航空券手配に関してはどうなっていますか?
A 受講生は各自で直接、航空券を手配して頂くことになっております。インターネットで、或いは旅行会社での購入。特に、受講生がお世話になっている、親切で行き届いた旅行代理店のご案内もございます。 講習会事務局までお問合せ下さい。
Q8 買い物等は、クレジットカードでできますか? 現金は持参した方がいいでしょうか?
A ハンブルクでのお買い物は、ほとんどの店がクレジットカード使用可能。学生や未成年受講生は、親御さんと共同使用のファミリークレジットカード持参されます。クレジットカード紛失に備えて、予備に二種類のカードを持参した方がよい。ユーロ現金は、日本で準備して持参必須。ドイツは、外貨の現金両替が厳しく、自分の口座を所持していないと、銀行では円からユーロに換金不可。現金両替は、空港内とアルトナ駅構内のReise Bank窓口で可能。
Q9 バイオリンを持参しますが、ドイツ入国時、空港税関等でひっかかる問題があると聞きました。
A 空港入国時に、税関用に、そのバイオリンが日本で自分所有であり、売り物でなく、個人のものであるという説明記載の手紙を用意。この手紙が必要な場合は、事務局までお問合せ下さい。
■ 開催地ハンブルグの街
ハンブルクは、「ブラームス生誕の街」ヨーロッパ一裕福な、ドイツの大都会です。大きな港、湖、緑、運河の美しい風景。エルベ河に建つ、最新のエルプフィルハーモニーホールは、世界一の音響。数々の美術館、コンサート、ハンブルグ国立オペラ劇場(ドイツ三大オペラの一つ)、名教会等、芸術と文化の豊かな ヨーロッパの歴史漂う街。
「医学のドイツ」、医療や医療施設は高水準、社会は充実、安心の街です。
■ 講習会場シュ二トケ音楽大学の周辺
アルトナ駅(ハンブルグで第二に大きな駅。)から徒歩5分。アルトナ駅前は多数の店舗、レストラン、カフェ、デパート等、大繁華街。手軽にショッピング、飲食を楽しむことができます。
この地区は、「ハンブルクのモンマルトル」とも言われ、インターナショナルで、生き生きと賑やかなアーティスト感覚。講習会場から駅と反対側に5分歩くと、エルベ河畔。世界中からの大型船が往来する、雄大なエルベ河が広がります。エルベ河沿い散歩道は、美しくロマンチックな憩いの場。
■ 宿舎とその周辺
ハンブルク観光に最適な場所に位置。宿舎は、大きなお屋敷(ブラームス時代築)で、日本人オーナーの、親切でいきとどいたお世話あり。宿舎から講習会会場までバスで5分(或いは徒歩20分)。電車最寄駅は、アルトナ駅。(ハンブルクで第二に大きな駅)
■ その他注意事項
★ドイツは電圧が 230V(日本は 100V)で、日本仕様の電化製品は使用不可。詳しくは日本の海外電化製品取扱店で各自の状況に応じて、直接ご相談下さい。
★自分の常備薬と化粧品、使い慣れたシャンプー等石鹸類、タオル類はご持参下さい。
★ドイツの医療費、或いは何か破損等の事故の場合、大変高額請求されます。必ず海外旅行保険に加入して下さい。日本の各海外旅行代理店にて、取り扱いあり。
★ハンブルクご滞在中は、スマフォをフル活用、便利に滞在。独り歩き用にGoogle Map、各種情報取得、ネットでチケット注文、電話用にLine連絡等。日本でレンタルWi-Fiを借りて来られる事をお勧めします。
■キャンセル規約、航空券等 注意事項
以下をご了承の上、お申込み下さい。
1,理由の如何にかかわらず、申込後の、申込者側からの参加キャンセルにつきましては、納入いただいた料金の全額返金はでき かねます。お申し込み後キャンセルの際は、まず、申込金38000円を差し引いて、キャンセル料として、納入額より、講習会初日の前日より起算して、31日前以前は参加料金の60パーセント、
30日前より21日前までは70パーセント、20日前より14日前まで80パーセント、13日前より7日前まで90パーセント、6日前より当日までは100パーセント全額お支払いいただきます。講習会指定の受講生用宿舎の宿泊費に関しても、同様のキャンセルペナルティーがかかります。
台風等自然災害、コロナ、戦争、地政学上のリスクその他の理由による飛行機や交通機関の遅滞、航空キャンセル等、或いは個人の事情で講習会参加不可能になった場合、いかなる理由も、申込金、参加料金、受講生宿舎宿泊料の全額返金はございません。航空券等の旅行に関しては自己手配ですから、これらに係る費用の補償やキャンセルに係る諸経費の賠償はできかねます。
2. 航空券に関しましては、当講習会では、受講生個人で手配していただくことになっております。
3. ご希望の場合には、受講生同士が、同じ飛行機で一緒に行くことができるように、サポートしております。ただしお互 いの条件状況が合う場合に限ります。
4. 航空券は、予約と購入が早ければ早いほど安くなります。日々高騰して行き、出発直前購入は大変高額になりま す。早めに探してご購入下さい。
5. 払いもどしが可能な航空券を手配されることをお勧めいたします。ご購入になった航空券の返金等は、講習会側の責 任範疇ではありません。個人の責任になります。
[キャンセル保険・旅行中断保険について] 海外旅行保険に、別途、必ずご加入ください。
★旅行中断保険とは? 出発後に、病気やケガで入院して、旅行を中断した場合のキャンセル料、帰国の費用を負担するもの。その他、いろいろな旅行 保険の詳細については、各旅行代理店(海外航空券取り扱い会社)に直接お尋ね下さい。
■ 講習会経費
申込金:38,000 円
受講料:1,124 ユーロ(約19万円)
宿泊代:210 ユーロ(約3.5万円、但し食事代はすべて自己負担です)
※参加費用合計概算=約26万円(宿泊費、レッスン合計4時間と通訳料、各種共通セミナー参加料、練習室代、修了演奏会出演料、額入り修了証書、申込金、海外手数料、各種手続き・手配料含む。但し、渡航に要する費用は含みません。)
■ 申込締切日 : 2026年1月9日(金) 必着のこと
※但しそれ以前でも、申込者が定員になり次第締切られます(最少催行人員4名)
■ 提出書類
①申込書、②受講希望曲、③簡単な音楽歴
④未成年者、学生(無収入の方)の方のみ、保護者/親権者の同意書