夏期国際音楽アカデミー総合コース

ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー 2024【日本語通訳可】(フランス)

2024年2月14日 更新

Music Alp が毎夏開催するこのアカデミーは、イタリア国境に近いフランスアルプス有数のリゾート地ティーニュで実施されるもので、ヴァイオリンのカン・ドン=スク教授とチェロのフィリップ・ミュレール教授が芸術監督を務め、同氏ゆかりの音楽大学教授や演奏家で講師陣が構成されています。





■開講期間
前期=2024年8月01日(木)~ 8月10日(土)・10日間
後期=2024年8月12日(月)~ 8月21日(水)・10日間
●継続受講も可能です。

■講習会場ティーニュ / フランス
フランス東南部ローヌ・アルプ地方有数の高級リゾート地で標高2,100m。夏は避暑地、冬はスキー場として名高く、アルベールヴィルオリンピックのスキー会場にもなったヴァノワーズ国立公園内にあり、パリの東南約700km、ジュネーヴからは南へ約160kmに位置しています。最寄りの駅はフランス国鉄のブール=サン=モーリス駅(Bourg-Saint-Maurice)で、パリ・リヨン駅からTGVで約5時間15分、ここからティーニュへは路線バスで約50分程ですが、各会期の到着日と出発日にはそれぞれ1本、最寄りのTGV停車駅のシャンベリー(Chambery)とティーニュ間に有料の送迎バスが運行されます(所要時間約2時間30分、往復48ユーロ、片道24ユーロ)。

■開設科目と会期別担当指導教授

●ピアノ
Laurent CABASSO / ローラン・カバッソ[前期]
フランスのシュレンヌ生まれ。パリ国立音楽院で、ロリオに師事。マガロフ、シャンドールらの下でも研鑽を積み、演奏家として活躍。ストラスブール地方音楽院教授。
Jean-Marie COTTET / ジャン=マリー・コテ[前期]
パリ国立音楽院でピアノをルヴィエに、室内楽をユボーに師事した後、マリア・クルチョの下でも研鑽を積んだ。パリ地方音楽院教授。クール・シルキュイ合奏団の常任ソリスト。
Jérôme GRANJON / ジェローム・グランジョン[前期]
パリ国立音楽院でピアノをルヴィエとドゥヴァイヨンに、室内楽をユボー学び、演奏家として活躍。リヨン国立音楽院、パリ地方音楽院教授。ホーボーケン・ピアノ三重奏団ピアニスト。
Björn LEHMANN / ビョルン・レーマン[後期]
ドイツのケルン生まれ。ベルリン芸術大学でヘルヴィッヒに師事。ベルリン芸術大学教授。ソリスト、室内楽奏者としても活躍中。
Laurent MOLINES / ローラン・モリネス[前期]
フランスのピアニスト。リヨン国立音楽院で学んだ後、モーツァルテウム音楽大学でバシキロフとランジャイセンに師事。トゥールーズ地方音楽院教授。
Fernando ROSSANO / フェルナンド・ロッサーノ[前期/後期]
ローマ生まれのピアニスト。サンタ・チェチリア音楽院で学んだ後、パリ国立音楽院でターッキーノとアンジェレルの下で研鑽を積んだ。パリ国立音楽院教授。

Dana CIOCARLIE / ダナ・チョカルリエ[後期]
ルーマニアのブカレスト生まれ。パリ国立音楽院でメルレとプリューデルマッセに師事した後、バシキロフやツァハリアスの下でも研鑽を積んだ。リヨン国立音楽院、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授。
Muhiddin DÜRRÜOGLU / ムヒディン・デュルオグル[後期]
トルコ出身のピアニスト、作曲家。ブリュッセル王立音楽院とエリザベート王妃音楽院でピアノをファンダン・エイデンに、作曲をフォンティンに学んだ。ブリュッセル王立音楽院教授。
Olivier GARDON / オリヴィエ・ギャルドン[後期]
フランスのニース生まれ。現代フランスを代表するピアノ教師の1人。演奏家としても活躍した後、パリ・スコラ・カントロムやハノーヴァー音楽大学でも教えている。
Amy Lin / エイミー・リン[後期]
台湾生まれ、アメリカ育ちの女流ピアニスト。ピーボディ音楽院でフライシャーに師事した後、ミュンヘン音楽大学でオピッツの下で研鑽を積んだ。ストラスブール地方音楽院教授。
Nicolas MALLARTE / ニコラ・マヤルト[後期]
フランスのピアニスト。パリ国立音楽院でドヴォワイヨンとプリューデルマッセに師事した後、ソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を展開。ブーローニュ=ビアンクール音楽院教授。
Alexandre MOUTOUZKINE / アレクサンドル・ムウトツキン[後期]
ロシア生まれアメリカ在住のコンサートピアニスト。ハノーヴァー音楽大学で学んだ後、アメリカへ渡りミコフスキーに師事しアメリカを中心に演奏活動を続けている。ニューヨーク・マンハッタン音楽学校教授。
Olivier PEYREBRUNE / オリヴィエ・パイルブリューネ[後期]
フランスのピアニスト。ボルドー音楽院で学んだ後、パリ国立音楽院でピアノをメルレに、室内楽をイヴァルディとプラーネスに師事。ソロ、室内楽の両面で活躍中。カン地方音楽院教授。
Bruno RIGUTTO / ブルーノ・リグット[後期]
フランスのピアニスト。サンソン・フランソワの唯一の弟子となり演奏家として活躍した。パリ国立音楽院名誉教授。パリ・スコラ・カントルム、エコール・ノルマル音楽院教授。

●ピアノ伴奏法
Reiko HOZU / 保都 玲子[前期]
パリ国立音楽院教授。フルートを工藤重典氏に師事した後、アラン•マリオンの推薦によりパリ国立音楽院ピアノ伴奏者として就任。室内楽奏者、伴奏者としても活躍している。

●声  楽
Chantal MATHIAS / シャンタル・マティアス[前期]
フランスのソプラノ歌手。パリ国立音楽院で学び、オペラ歌手としてヨーロッパ各地の歌劇場で活躍した。パリ国立音楽院教授。

●ヴァイオリン
Marie CHARVET / マリー・シャルヴェ[前期]
フランスの女流Vn奏者。パリ国立音楽院でドゥカンとムイエールに師事。シェリングやメニューインの下でも研鑽を積んだ。リヨン国立音楽院教授。
Yuki DAUGAREIL / 佑季・ドガレイユ[前期]
東京藝術大学卒業後ワレーズやカプランに師事。コロンヌ管、パリ・オペラ座管で活躍。パリ国立音楽院教授アシスタントを経て、現在ローザンヌ音楽院教授。
Roland DAUGAREIL / ロラン・ドガレイユ[前期]
フランスのビアリッツ生まれ。パリ国立音楽院でドゥーカンに師事。1996年から2021年までパリ管のコンサートマスターを務めた。パリ国立音楽院教授。
Nathalie DESCAMPS / ナタリー・デシャン[前期]
フランスの女流Vn奏者。パリ国立音楽院でルフェブヴレ、ゲスナー、デュカンらに師事。
ラ・シャンブル・フィラルモニークで活躍。トゥールーズ地方音楽院教授。
Ariane GRANJON / アリーヌ・グランジョン[前期]
フランスの女流Vn奏者。ロッテルダム音楽大学でカントロフに、リヨン音楽院でチャバに師事。パリ12区ポール・デュカ音楽院、レンヌ地方音楽院教授。
Marianne PIKETTY / マリアンヌ・ピケティー[前期]
フランスの女流Vn奏者。パリ国立音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院でディレイに師事した。リヨン国立音楽院教授。
Christophe POIGET / クリストフ・ポワジェ[前期]
フランスのVn奏者。パリ国立音楽院でワレーズに師事。パリ地方音楽院教授、パリ国立音楽院教授アシスタント。
Dong-Suk KANG / カン・ドン=スク[前期/後期]
韓国を代表するVn奏者。ジュリーアード音楽院とカーティス音楽院でガラミアンに師事し、演奏家として活躍した。延世大学音楽部教授。
Akiko NANASHIMA / 七島 晶子[前期/後期]
桐朋女子校等学校音楽科で三瓶詠子、鷲見三郎氏らに学んだ後、パリ国立音楽院でオークレールとジョワに師事し、パリ管弦楽団で活躍した。

Chloé KIFFER / クロエ・キッフェル[後期]
フランス生まれアメリカ在住の女流Vn奏者。パリ国立音楽院で学んだ後、ニューヨークのマンハッタン音楽学校でコペックとズッカーマンに師事し、ソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を展開中。マンハッタン音楽学校教授。
Natsumi TAMAI / 玉井 菜採[後期]
京都生まれの女流Vn奏者。桐朋学園大学を卒業後、アムステルダムでクレシミール・スパイサーバースに、ミュンヘン音楽大学でチュマチェンコに師事した。東京藝術大学教授。
Ayako TANAKA / 田中 綾子[後期]
大阪の岸和田生まれ。リヨン国立音楽院でチャバとヴェルニコフに師事。ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパを中心に活躍。ブリュッセル王立音楽院教授。
Ulf WALLIN / ウルフ・ヴァリーン[後期]
スウェーデン出身のVn奏者。ウィーン国立音楽大学でシュナイダーハンに師事し、ソリスト、オーケストラ奏者として活躍。ハンス・アイスラー音楽大学教授。

●ヴィオラ
Emile CANTOR / エミール・カントール[前期]
オランダのアペルドールン生まれ。パリ国立音楽院でコロに師事。エッセン・フォルクヴァング芸術大学、バルセロナ・リセオ音楽院教授。
Marc DESMONS / マルク・デモン[後期]
フランスのVa奏者。マルセイユ音楽院で学んだ後、パリ国立音楽院でコロとスレムに師事した。パリ国立音楽院教授アシスタント。フランス放送フィル首席奏者。

●チェロ
Young-Chang CHO / チョー・ヨン=チャン[前期]
韓国出身のVc奏者。カーティス音楽院で学び、パルムやロストロポーヴィチの薫陶を受けた。エッセン・フォルクヴァング音楽大学教授。
Matthieu LEJEUNE / マテュー・ルジュヌ[前期]
フランスのVc奏者。パリ国立音楽院でピドーに学んだ後、ケルンでヘルメルソンに師事した。ジュネーヴ音楽院、サン=モール地方音楽院教授。
Philippe MULLER / フィリップ・ミュレール[前期]
フランスのアルザス生まれ。パリ国立音楽院でトルトゥリエとナヴァラに師事。パリ国立音楽院名誉教授。マンハッタン音楽学校教授。

Xavier GAGNEPAIN / クサヴィエ・ギャーネパン[後期]
フランスのパリ生まれ。パリ国立音楽院で学んだ。ブーローニュ=ビヤンクール音楽院教授。ロザムンデ弦楽四重奏団Vc奏者。
Leonid GOROKHOV / レオニード・ゴロコフ[後期]
ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。生地の音楽院でニキーチンに師事した後、シャフランの下で研鑽を積み演奏家として活躍。ハノーヴァー音楽大学教授。
Marie HALLYNCK / マリー・ハリンク[後期]
ベルギーの女流Vc奏者。パリでフラショーに、シュトゥットガルトでグットマンに、アメリカでシュタルケルに師事した。ブリュッセル王立音楽院教授。
Xenia JANKOVIC / クセニア・ヤンコヴィチ[後期]
セルヴィア出身の女流Vc奏者。ロシアでロストロポーヴィチに、スイスでフルニエに、ドイツでナヴァッラに師事した。デトモルト音楽大学教授。

●フルート
Andrea OLIVA / アンドレア・オリヴァ[前期]
イタリアのモデナ生まれ。サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のソリストを務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者としても活躍。ルガノのスイス・イタリア音楽院教授。
Mathieu DUFOUR / マシュー・デュフォー[後期]
パリ生まれのFl奏者。リヨン国立音楽院でラリューに師事。2022年にベルリン・フィル首席奏者を退団後、ソリスト室内楽奏者として活躍する傍ら教育活動にも情熱を注いでいる。
Vincent LUCAS / ヴァンサン・リュカ[後期]
フランスのナント生まれ。キャピトール管、ベルリン・フィルを経て1994年よりパリ管弦楽団首席Fl奏者。パリ国立音楽院、パリ地方音楽院教授。

●オーボエ
Olivier DOISE / オリヴィエ・ドワーズ[後期]
フランスのOb奏者。パリ国立音楽院でブルグとワルターに師事。フランス放送フィルソロ奏者。ブーローニュ=ビアンクール地方音楽院教授。

●クラリネット
Franck AMET / フランク・アメ[前期/後期]
フランスのCl奏者。パリ国立音楽院卒業後パリ・オペラ座管弦楽団、フランス放送フィル、パリ室内管などで活躍した。パリ地方音楽院教授。リヨン国立音楽院准教授。
Romain GUYOT / ロマン・ギュイオ[前期]
フランスのCl奏者。パリ国立音楽院で学んだ後パリ・オペラ座管の首席奏者として活躍し、現在はヨーロッパ室内管の首席奏者。ジュネーヴ音楽院教授。
Florent HEAU / フローラン・エオ[前期]
フランスのCl奏者。パリ国立音楽院でアリニョンの下で学び、ソロ、室内楽の両面で活躍。パリ地方音楽院、ローザンヌ音楽院教授。
Manuel METZGER / マニュエル・メッツガー[後期]
フランス生まれのCl奏者。ストラスブール音楽院で学んだ。ブーローニュ地方音楽教授。フランス放送フィルソロ奏者。
Jérôme VOISIN / ジェローム・ヴォワザン[後期]
フランスのリモージュ生まれ。パリ国立音楽院でモラゲスに師事。ブーローニュ地方音楽院教授。フランス放送フィル首席奏者。

■講習内容
講習会は各科目とも担当教授別のクラス編成(1クラス約15~20名前後)による個人レッスンが中心で、期間中のレッスン時間、回数は担当教授により、また受講生のレヴェル、受講曲により多少の違いがありますが、1 回50分位のレッスンを10日間で平均して5 回位のレッスンが受けられます。受講曲の指定は特にありませんが、目安として1会期で40~50分位のプログラムをご用意下さい。尚、各教授とも原則としてオーディションは行いませんので全員の方に実技受講生としてレッスンを受けていただけますが、講習会開始後に受講生が実技受講を継続するに足りるレヴェルを有していないと担当教授が判断した場合にはレッスン回数や内容の変更、又は聴講にまわされる事もありますのでご自分の受講曲は事前に十分練習なさっておいて下さい。

■室内楽
室内楽の受講も可能です。アンサンブルは現地での編成になりますが、参加ご希望の場合は受講曲の楽譜(全パート)をご持参ください。

■通訳
ご希望の方は1会期につき185ユーロでフランス語→日本語の通訳を依頼することが出来ます(レッスン5回まで同行してくれます)。

■演奏会
期間中には指導教授やゲストアーティストによるコンサートが1会期につき5回、ティーニュのオーディトリアムで開催される他、コース修了時には成績優秀者による修了演奏会も行われて、受講生はこれらのコンサートを全て無料で聴くことができます。

■練習室
ピアノの方は専用の練習室を少なくとも1日3時間位は無料で使用できます。それ以外の方は滞在するホテルで朝9時から夜8時位まで練習が可能です。尚、ピアノ以外の方は必ずご自身の譜面台を持参して下さい。

■宿泊・食事
講習期間中の宿泊は、3ツ星クラスのホテル・ディーヴァ(シャワー・トイレ付き)を利用します。
https://www.belambra.fr/destinations/alpes/club-tignes-le-diva-ete
食事は毎日の朝食・夕食の2食を費用に含みます。宿泊期間は講習開始日前日(7/31,8/11)の到着日の午後より終了日翌日(8/11,8/22)の出発日の朝までの11泊で、前泊も延泊もできません。
※前期の1人部屋利用は既に満室となっております。ご了承ください。

■送迎バス
各会期の到着日と出発日には、それぞれ1本、最寄のTGV 停車駅のシャンベリー(Chambery)とティーニュ間に有料の送迎バスが運行されます。(所要時間約2時間30分、往復48ユーロ片道24ユーロ)

■その他の生活面
期間中、コンサートホールでの演奏会、レクチャー、映画などなど
様々な催し物に無料でご参加いただけます。セッションによっては、ヨガのレッスンや音楽家の体の問題点を熟知したスペシャリストによるセラピーを無料で受けることができます。Sportignesカード (街の様々な施設やロープウェーなどが一部無料になる特典付き)が配布されます。

■講習会経費(1会期につき)
申込金:38,000円
受講料:850ユーロ(約12万円)
宿泊代:2人部屋利用:380ユーロ(約5万円)、1人部屋利用:680ユーロ(約8.5万円)
同行者の方は、600ユーロ(約8.5万円)、但し、16未満のお子様と同行の場合に限ります。
●受講料、宿泊代はいずれも1会期につき。

■申込締切日:6月10日(月)
それ以前でも各教授の定める定員に達し次第締め切られますので、特定の教授をご希望の場合はできるだけ早めにお申し込み下さい。
担当教授の定員に余裕がある場合は6月24日(月)までお申込を受け付けます。

 


お申し込みはこちらから

 

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お知らせ

ロンドン リサイタル出演企画オファー 出演者募集2025

<ロンドン リサイタル出演企画オファー 出演者募集>

ロンドンリサイタルイメージ画像
 

「ロンドンで、人生の思い出体験をされませんか?」
ロンドンで行われる英国国教会のランチタイムリサイタルシリーズにて、ソロコンサート をしていただく企画です。
現地での日本人通訳・お世話人付き。その他、各手配もございます。(下記参照)。

リサイタル会場の英国国教会は、長年にわたり、 毎週金曜日と土曜日に「ランチタイムリサイタルシリーズ」として、ソリストを招いて演奏会を開催。熱心で暖かい英国人聴衆、音楽伝統に溢れる立派な教会です。
ロンドンは世界一の芸術都市。この機会を利用して、ご参加下さい。
演奏時間は、金曜リサイタルは30分、土曜リサイタルは30分。この演奏時間を、全部1人でソロ、或いは、ソロを半分ずつ2人で分ける、或いは、アンサンブル等、いろいろな組み合わせが可能です。
演奏レヴェルはプロ、学生、アマチュアを問わず、広い範囲で出演者を受け付けております。
現地ロンドンでは、アテンダント(通訳とお世話をする旅行業プロの日本人)が、要所要所サポートする形になります。空港ご到着お迎えとホテルチェックイン、リサイタル当日の送迎、リハーサルと本番のヘルプ等。英語が全くできなくても問題なく、スムーズに行き、立派にリサイタルしていただけます。

▼参加料金に含まれる内容
・リサイタルのアレンジ代(リサイタル開催オルガナイズ、英文のプログラム原稿作成代)
・お世話人(日本人)手配とそのお仕事代
・ピアノ練習室の予約(オプショナル)
・演奏会の伴奏者の手配と伴奏料(オプショナル)
・専門家によるヴィデオの撮影(オプショナル)注;アテンダントへの撮影依頼はお断りしております。
・リサイタルの英語のチラシ(ご自分の写真入り)作成(オプショナル)
・英国伝統 アフタヌーンティーの手配(オプショナル)
・古城ホテル宿泊のアレンジ(オプショナル)
※「オプショナル」は、ご希望者のみ、別途料金、実費個人負担になります。

▼ロンドン・リサイタル2025年のリサイタル可能日
今年中の空きの日の最新リスト(2024/09/25現在)
★金曜日リサイタル (演奏時間約30分位):
2025年
1月10日、24日、31日
2月14日、21日、28日
3月 7日、14日、21日

★土曜日リサイタル(演奏時間約30分位)
2025年
1月11日
2月 1日、15日
3月 8日、15日、29日

演奏会は、毎週金曜日と土曜日開催。
※今企画は人気の為、お申込みは約10ヶ月前であれば、日にちの確保は容易になります。

▼ロンドン・リサイタル企画参加費用
(1) お一人でご参加の場合 210,000円 (2) お二人でご参加の場合 各々105,000円

▼申込方法(手続きの流れ)
1.第1-第3希望日、氏名、演奏楽器をacademy@gakushu-kai.comまでご連絡ください。
2.上記の希望日の空きを現地へ確認。
3.ご希望日に空きがあれば、ご回答時に申込書およびご請求書(申込金21万円)をメールにてお送りさせていただきます。一週間以内に指定の口座にお振込みください。
4.当会での入金時点で、リサイタル開催日が決定、リサイタルを開催していただくはこびとなります。

▼参考事項と補足
★伴奏者の手配について:伴奏者のご紹介料18000円+伴奏者へのお礼(リハーサル1回と本番)は実費、参加者負担。ただし、伴奏者は、こちらが用意している伴奏者との日程、その他条件お互いが合う場合のみ、ご紹介可能です。リハーサル時のリハーサル室料金は参加者負担になります。
★リサイタル企画参加1組に対して、参加者以外の付き添い人数は2名まで、アテンド代は、参加料金に含まれます。それ以上の人数になる場合は、別途その人数に対して別途追加料金(追加1名につき4000円)かかります。
★キャンセル料規定に関しては、別途記載事項をよくお読み下さい。(「申込方法(手続きの流れ)」と「企画参加、キャンセルと航空券について」の項)
★参加には年齢制限はございません。
★参加にあたり、応募の際に、音楽歴提出必須。さらに、音源審査(YouTubemヴィデオ等)を提出いただく事もあります。
★お二人で共演、ご参加の場合は、ご両名の申込書提出が必須となります。その上で、代表者を決め、連絡を受けていただく形になります。
★お申込みはメイルかFAXか手紙のいずれかになります。
★演奏会当日は、朝、日本人アテンダントが、ロンドン市内宿泊ホテルまでお迎えにまいります。会場へご案内し、演奏会前に会場でリハーサル可能。本番は、金曜リサイタルが午後12時半、土曜リサイタルが午前11時スタートになります。
★演奏プログラム時間は、出入りも入れて、金曜リサイタルが40分、土曜リサイタルが50分(それぞれ時間厳守)になります。
★アテンダントの日本人は、プロの観光業に携わる方、或いはそれに準ずる方になります。
★教会はロンドンの南東部に位置。ロンドンの最中心のVictoria駅より電車で約20分。(別途詳細情報差し上げます)
★アフタヌーンティーのホテルの予約は、2000円の手数料をいただきます。予約完了後に、その予約内容を変更する場合は、参加者ご本人ご自身でしていただくことになります。一回きりの予約になります。
★ロンドン市内の練習室の予約は2000円の手数料をいただきます。予約完了後に、その予約内容を変更する場合は、参加者ご本人ご自身でしていただくことになります。一回きりの予約になります。
★ロンドン市内のホテル情報やインターネットのホテルサイト等のは、無料でご紹介しております。
★アテンダントの「お迎え」(日本よりロンドン・ヒースロー空港到着時)のみが、参加料に含まれており、帰国時のお見送りはございません。
★ヒースロー空港到着後、その日宿泊する場所へアテンダントがお連れする際、「正規のホテル」(フロントが24時間おり、到着時即チェックインの手続きができる宿泊所)にご宿泊される場合のみに限り、チェックインをお手伝いいたします。その他の、アパートメント、個人の宿泊所等の場合は、チェックインのお手伝いはできません。その住所(ロンドン市内に限る)の番地へお連れする、だけのお手伝いになります。
★「ヒースロー空港からその夜宿泊のホテルまでの移動手段」は、何通りがありますので、アテンドと話し合って決めます。その際、電車の場合は、参加者は自分の分は自己負担。アテンドの交通費負担は不要。タクシーの場合は、全額参加者負担になります。
★宿泊のホテルから演奏会当日の移動手段も上記同様になります。
★演奏会終了後、次の目的地(ロンドン市内に限る)まで、アテンダントが同行、お連れいたします。

▼企画参加キャンセルと航空券について
キャンセルにつきましては、料金の全額返金はできかねます。申し込み後のキャンセルの際はキャンセル基本料として、まず事務手続き代金40,000円をお支払い頂きます。
加えて、リサイタルより数えて1ヶ月以前は参加費の40パーセント、1か月前まで50パーセント、3週間前まで60パーセント、2週間前まで70パ ーセント、1週間前まで80パーセント、6日前から当日まで100パーセントお支払いただきます。
台風等自然災害、コロナ、戦争、地政学上のリスクその他の理由による飛行機や交通機関の遅滞、航空キャンセル等、或いは個人の事情でリサイタル開催不可能になった場合、参加料金返金は、上記規定に従っての返金になります。現地ロンドン側で、リサイタル不開催になった場合と、英国入国時の隔離規制がなされた場合には、参加料全額返金致します。

航空券は個人で手配、個人の責任範疇になります。
航空券は日々高騰していき、直前になると大幅に値上がりします。
格安航空券も出ておりますので、個人で航空券を探す方は、インターネット等で早めにお手配されることをお勧めいたします。
特に初めての海外渡航の方や航空券購入の情報に関して、応相談。

▼主催:アレグロ・ミュージック・プラン 後援:ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)
<オプショナル;古城ホテルのご案内>
「古城ホテルで、優雅なご滞在はいかがですか?」
ロンドン中心部より約30分の場所ある壮麗な館。
広大な緑の中に位置。伝統英国式の重厚クラシック内装ホテル。可憐で優美な客室。併設レストランでは素晴らしいグルメ料 理を提供。
朝食は明るいダイニングルームにて、英国伝統ブレックファースト。

<ロンドン・リサイタル企画に参加して 体験レポート>
ピアノ教師:副島智子他ロンドンリサイタルイメージ
ピアノ教師:副島智子 

■コンサートの風景■
「ロンドン・リサイタル企画」に参加しました。リサイタルが印象的だったので、ご紹介させていただきます。
これは、英国ロンドンの教会にて、長年伝統的に開催しているランチタイムリサイタルに出演するというものです。
リサイタル演奏時間は40分ですが、充実した密度の濃い時間で、皆さん熱心に集中して聴いてくださいました。
ロンドンで英国人聴衆の前でピアノを弾くことはもちろん、ロンドンを訪れるのも初めてであった私は、一人旅で大変緊張しておりました。が、現地へ行ってみると、そんな心配は無用であったことがわかりました。

 

■英国国教会■
会場の教会は、心に染み入るような美しいステンドグラスが多数飾られた立派な英国国教会でした。歴史と伝統のある教会で、ピアノの優雅な音がヨーロッパの空気に木魂します。
リサイタル前には皆さんに紅茶のサーヴィスがなされ、さすが英国と感動しました。私もいただきます。

さあ、本番。英国人聴衆は「Welcome(ようこそ)!さあ、聞かせて下さいね!」というように皆さんニコニコしています。コンサートの冒頭、音楽監督が上品なクイーンズイングリッシュで私の事を聴衆に紹介して下さいました。ショパンのワルツ2曲とバラード4番を一生懸命弾き、あっという間に40分が経過しました。心温まる気持ちの良い雰囲気の中、割れんばかりの拍手をいただきました。

ドレスを着替えて出てくると、待っていた聴衆の方々が私に駆け寄って来られました。「貴女のタッチが私は好き、、、云々」と、専門的な話をしてくださる方や「貴女のピアノで気持ちの良いお昼を過ごせたよ」と熱心に聴いてくださった方等々。皆さん、とてもフレンドリーで気さくに声をかけて下さいました。「聴衆のリアクション」が日本とは全く違うと感じました。彼らは「音楽」を身近に感じ共に生活しているのだなあ、楽しんでいるのだなあと思いました。これは私の中で大きな驚きで、本当に新鮮な事でした。

長く海外旅行もしていなかった私が、いきなり世界の大都市ロンドンで演奏する機会を得たのです。まさしく「夢のような体験」でした!人生が豊かになりました。思い切って参加してみて本当によかったです。

この「ロンドン・リサイタル企画」は、一年を通し、常時企画されています。ピアノソロだけでなく、ピアノと声楽や楽器のデュオ等複数参加も可能とのこと、ぜひ思い切って演奏して来て下さい。自信をもってお勧め致します。

営業時間短縮のお知らせ

お客様各位

新型コロナウィルス・オミクロン株による感染拡大 のため当会の業務はテレワークに切り替え、Eメール、ファックス等 にて対応させていただいております。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、事情ご理解の上ご高配賜りますようお願い申し上げます。